🌹ベートーベンピアノソナタ第12番 第1楽章 Op.26
春は新生活の季節。春の風を感じる時、自分が若かったころ希望に満ちていた感覚が甦ります。
何年も前(それこそ20年近く前…)私も、期待と希望に胸を膨らませ、音大生活をスタートさせたものです。
この曲は、入試で弾いた曲でも発表会で弾いた曲だからでもありません。
アラフォーになって初めて着目した曲です。
歳を重ねると感じ方は変わるものですね。
この曲の冒頭部分は眠っていた記憶を呼び起こすような、低音部が懐に入ってくるような感覚があります。
変奏曲形式で成り立っており、当時~現在までの人生を表しているような…
低音部がしっかりと歩んできた足音のよう…
そんな感じがしたのでご紹介します。